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まさか~システムアーキテクト試験合格の記録~

10月に受験したIPAシステムアーキテクト試験に、合格しました。
二度目の受験でしたが。

昨年、応用情報技術者試験に春に合格し、
そうすると、その上のランクの試験の「午前Ⅰ」が2年限定でまるっと免除になるので
上のランク色々あるうち、これだけ自分は持っていたらいいやと思ったのが
この「システムアーキテクト」で、それを選びました。

●午前Ⅰ(マークシート他試験共通)60分
⇒ 60点以上合格、証明あれば2年限定で免除
●午前Ⅱ(マークシート システムアーキテクト限定分野)60分
⇒ 午前Ⅰ合格してたら、60点以上合格
●午後Ⅰ(読解問題、答えは記述式)90分
⇒ 午前Ⅰ合格かつ午前Ⅱ合格してたら、60点以上合格
●午後Ⅱ(手書きで書く論文試験)120分
⇒ 午前Ⅰ合格かつ午前Ⅱ合格かつ午後Ⅰ合格してた人は、ランクA~Dのうち、Aだけ合格


上のランクの「データベーススペシャリスト」という試験もあり
今まで所属していた会社、現場にて
それを、応用情報が終わると受ける人が多い印象がありましたが、
※たぶん、論文がなく、午後Ⅱも読解の記述なんだろうだからだろうけど
自分は別にデータベースそんな興味がないので(大体人に聞く)
勉強するならシステムアーキテクトだけが良いと思っておりました。
得意ではないですが、アプリケーション作成あたりが中心で
自分はその辺を仕事でやることが多く、
まぁ今までのSE人生を一度試験で振り返るのも良いかなと思って受けました。

昨年は、初めて受験し
受験会場のある自宅近所の高校にて、
午後Ⅰの途中、激しい西日が差し込んできて、
端の席だったので直撃し、体が熱くなって、
監督さんに「ブラインドしめてもらえませんか?」と話したら
しばらく監督がトライした後
「すみません、できませんでした!!」と言ってきて工エエェェ(´д`)ェェエエ工ーー
となった途端、トイレに激しく行きたくなり、
結局午後Ⅰが40点くらいしか取れず、論文は採点されず、不合格でした。
※午前Ⅱは合格していた

そんな昨年でしたが、、、
今年。

点数は以下: ※Twitterでみんなこの画像を載せているんで流行にのってみる

 


合格発表12/20の正午以前、午後Ⅰの解答が12/17に公開されたのですが、
採点結果、自分では、55-60点しか取れていないと思っておりました。

午後Ⅰは大問4問のうち、2問解かないといけないのですが
自分は問1と問4を選択。
問1は、驚くほどに合ってまして、
問4は、かなりズタボロでした。。。
やっべ。でも本当にこの解答例だけなの?
一応、すべての欄埋めたので、合っていなくても部分点こない?こない?
と、思ってて、△3点とかで稼げないかな~と1ミリくらいの期待をしつつ。。。

蓋を開けたら、85点も午後Ⅰ取れていて、やっぱりこれは
私の1ミリの期待が、、、どころか、別の解答でもいいのではない?と思いました。

午後Ⅰは、特に問題集買わず、過去問を解くだけにしてました。
ただ、いつも練習で早く解けず、困っておりました。
が、試験本番前日に
「背景部分は読まず、新しく設計する内容と図表だけ見ればいいんじゃ?」と思い
それをやってみたらかなり、うまくいき。
同じ本番前日に、有名な先生がyoutubeの対策動画で同じことを言っていたので
それをやってみることにしました。
まさかこれがうまくいくとは。時間少し余って見直しできたし。


そして更に驚いたのは、論文は初めて採点されたのですが、一発OKだったことで。。。
結構、エンジニアのできそうな人も「論文全然どうしていいか」みたいなのが多いので
自分なんてとんでも、、、と思っていたのですが
えー と。

昨年の西日失敗の時に、午後Ⅱもうダメだろと思いながら
本番で書いてみたわけですが、うーわー手が痛い。
もうダメ、、、どうせ午後Ⅰダメだし。
と、思って、途中で終わってしまったわけでした。

それを思い出して、転職してから5月くらいから
1,2カ月に1,2回論文を書く練習は何度かしておりました。
(その時に、午後Ⅰの過去問も解いたりしていた)
なんでしょうね。決め手はある本に書いていた

①私は、●●した。
②それは、◆◆と考えたからである。
③一般的に、この場合▼▼するケースが顕著である。
④1)だから、私はそれに従い●●した。
or
2)しかし、今回は◇◇という点があり、●●とした。
⑤これが、私の考えた++である。

の流れを入れましょう、とあったので、それを試験本番で
しつこいくらい取り入れました。
論文だけ参考書は計1500円くらいで中古で2冊購入しましたが、
どの本にも
「サブタイトルは入れましょう」
「最初の方に【私はそのプロジェクトに、システムアーキテクトとして携わった】を入れましょう」
「ア.700/800字、イ.1200/1600字、ウ.900/1200字 は書きましょう」
「最後に、一行開けて右下に「-以 上-」と記載しましょう」
と、あり、それは守りました。
たしか、システムアーキテクトとして携わった、を入れ忘れ、
見直しの時にうまいこと挿入ができたな(笑)

あと、一応文学部出身なので、レポートは学生時代は相当書いていたし
意地もあり、手が痛い問題は乗り越えないと、と思いました。


本番は、すべての試験この鉛筆で受けて、
論文の時には芯が丸まってきたら新しいの。。。と、3本使いました。
鉛筆削り持ってたので昼休み(午後Ⅰの前)に削ったかも。
※写真の鉛筆は10/20以降削らずそのままにしました(笑)

やー、論文一発OKは本当に嬉しかったです。


ちなみに受験した10/20当日に、午前Ⅱの解答が発表されるのですが、
当日はなんとこの午前Ⅱすら、かなり危うかったです。
4択オンリーで過去問から多く出るけど、
だんだんその割合も減ってきて、新しい知識を問う感じになってきており。
ヤマ勘でがんばりましたが、幸い72点も取れてました。


そんなわけで、長年、試験が苦手と思っていたわけですが
まさかの応用情報取得の翌年という
想像以上に早いスパンでシステムアーキテクトが取得できて良かったです。

が、未だにわからないことだらけのSE人生。
これからも何事も初心者の気持ちでがんばってなるべく楽しくやりたいと思います。