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ピョンチャン五輪から学んだこと

もう1か月経ちますが。
先月は、ピョンチャン五輪に想像以上にはまって見ておりましたね。
特に後半?

各種目に全然詳しいわけではないので、
どれも日本人選手や有名選手が出ている時しか見れなかったのですが
皆さん本当に素晴らしい。
スピードスケート。
フィギュア。
スキージャンプ
ノルディックスキー
モーグル
カーリング

各選手から学ぶことがたくさんありました。

宇野昌磨選手
「オリンピックだからといって特別とは思っていない。
今シーズンの試合の一つと思って、いつも通りにやった。」
これって、「選手たちって4年のこの瞬間のためだけに
すべてをかけている」と言われがち(実際私も言ってる)だけど
選手にとっての一つ一つのすべきことの一つで、
たまたま規模が大きいって話なんだと思う。
一つ一つの仕事を丁寧にこなした結果なんだなと。

髙木美帆選手
「いつも通りにやってたらダメだったので、
もっと新しい方法が何かを考えてやっていました。」
私から見れば彼女たちはスピードスケート界のトップなのに
美帆選手の場合は、前回ソチ五輪に出られなかった時もあった。
トップだからいつも通りの勝利の方法を知っているわけではない。
トップでも、変動の流れに悩んで、模索して、
新しい勝利の方法をようやく見つけることが当然あるんだ。

女子カーリングLS北見メンバー
「(他の国の選手がイラついて、ブラシで氷を殴ったりすることもあったが)
自分たちは氷の上で、マイナス・ネガティブな言葉を発さないように
していた。笑顔でいること。試合を楽しむこと。」
今回は特に、彼女たちの試合を楽しみに、
仕事から帰ってどっぷり見るぞー!!って気になっておりました。
帰宅してテレビをつけたら笑顔の彼女たちに会える。
もぐもぐしてるけど、試合中は本当に真剣そのもの。
あれこそ仕事でもいいお手本ですね。

羽生結弦選手
「勝つために、捨ててきた幸せがいくつかありました。
「今はこの幸せ要らない」って思って
試合のことだけ考えていた」
色々幸せのかたちがあると思うけど、
羽生選手にとっての幸せはとにかく、
ケガをようやく治して、金メダルを取る、ことだったのかなと。
様々誘惑あるけど、ふりはらってここまでやってくださり。
今まで「この人って、いつも守られてて周りにいつも誰かいて
それを振りかざしてくる。腹立つ。
自分はこれだけ孤独で…こういう問題を抱えてるのに」と
思ったことが何回かありましたが、
羽生選手のこの言葉がその状況に対するレクイエムのように思えました。
人の言葉に振り回されず、自分の信じることだけしっかりやろうと。


あと、言葉は特にないですが、
小平奈緒選手が、500Mで金メダル取った際、
親友の銀メダルとなり、泣いていた韓国のイ・サンファ選手を支えて、一緒に歩くところ。
涙が止まりませんでした。
これこそ、何の混じりもない、真の友情。
友達を想う気持ち。
小平選手が金メダルを取れた理由が十分に伝わってきたと思いました。

銅メダルを取った高梨沙羅選手に
すぐさま「おめでとうー!!」と抱きついた伊藤有希選手もそうですね。
伊藤選手は、風がうまく流れてこず、
いい成績は取れなかったけれど、
高梨選手のことは自分のことのように喜んでいた。
ずっと一緒にやってきた仲間なんだなと。

 

スポーツとして見てたというか
ほとんど「リアルドラマ」として見てたな、って気がしました。
最も精神統一が試される瞬間たち。
でも、そういう時こそ、一つの試合を大事にして楽しむことが一番なんだな
という気がしました。
今回はオリンピック期間中、他の番組はほとんど後回しだったな。


感動の瞬間を、自分の机の上でお裾分けさせてもらっております。