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ゼツボーグ

30代になっても、子供向けアニメを
独身のまま見続けるような大人になるとは思っていなかったけど・・・
ついつい見てしまうこと多かったり。

ところで
変身ヒーロー・ヒロインものについて
戦う敵というのは、単に「悪い奴」というくくりと思っていた。

最近よく見てる「プリンセスプリキュア」だと
「ゼツボーグ」という「絶望」をモチーフとした名前がつけられてて
すごくわかりやすいのだが
「自分の夢を絶望の鍵で封じ込めて、絶望に追い込む」という意味で

実は、戦っている敵というのは
第二者、第三者でもなく
「ネガティブに考えている自分自身」ということなんだと思った。

プリキュアの場合はゼツボーグとかサイアークとか
とてもわかりやすい名前がつくが
ドラゴンボールにしろ、セーラームーンにしろ、
敵が放つ言葉たちっていうのは
全部、個人が抱える心の闇から形成された悪が導いた
恐ろしい文句、理屈、などなど・・・なんだなと。
作品では敵は具現化されているが、
本当は心の闇の化身ですね。


まぁ、でも「悪い奴」でくくるっていうのも
全然間違いではない。
ネガティブに考えている自分自身が、勢いで腹いせすると
「悪い奴」になってしまうからであり。


私は「ポジティブ」「ネガティブ」の概念が出てきたのが
大学3年生くらいからの遅咲きだったからなぁ。。。
小さい頃見ていたアニメに、
今でも解決するのが大変であるこんなに大切なメッセージが
込められているなんて、プリキュアを見て知ったよと。


ネガティブになっていたら、ゼツボーグに鍵をかけられてしまっているのかもしれません。
ひと呼吸おいて、心の鍵をカチャっと開けるしかないかもですね。
ポジティブとまではいかなくてもいいから、まずは自分を信じることから始めてみたいと思います。