CitruSTUDIO 2

シトラスタジオ2

ふしぎなもんだなぁ

若干前回の記事の続きっぽくなるかもですが、


今の職場は、パワハラ問題があって一番上がクビになってから
かなり平和な人間関係で、基本的にみんな穏やか、笑顔で
とてもやりやすく、業務がさほどわかっていなくても
質問すれば教えてくれるし、逆に自主的にがんばろう、と
思える環境であり。

そしてだんだん業務も設計のことも、わかるようになってきた。


実は、4年前ほども1年近く同じ業務の現場にいたことがあるが
その時は・・・何もできなかった。
レビューがただひたすら怖くて、
自分ではがんばって設計書いたんだけど、一つも合ってるって
自信がまるでなくて。
別問題で、同僚で年下のかなりマナーがない失礼な女性がいて
そっちに気を取られてストレスを毎日感じていた。
※先に彼女がクビになったが

チーム内レビューなのだが、
チームでも細かいおじさんがいて、指摘が多くて
ビクビクしてしまっていた。
優しい人も多かったけど、ありとあらゆる不安に飲み込まれ
ずっと下を向いていた。

PJから解放され、その現場を離れた時
「そもそもやったこともない設計の作業なんて、できるわけない
最初と話が違う、コードをいじらせてくれるという話だったのに・・・」
「あんな難しい業務、私ができるはずないじゃん」
としか思えず
もうこの系はないな、と思っていた。


でも、この4年ほどの間、
色々と経験したんだな、なんだかんだ言って、と
思うくらいに、
今の現場でやっていることは、その4年前の現場とほとんど同じことで
4年前は苦痛だったことも、今では「やりやすい現場かも」と
思えるようになった。

あの時全然ダメだったし、こんな知識一生使えない、と
思ってしまっていた知識が
今は信じられないほど生かされていて
毎日なんとか働くことができている。

この現場が私を採用してくれたのも、
4年前の現場のキーワードが経歴に書かれていたってだけなんだし。
何もできないのに。
小さくても蓄えではあったのかもですね。


今は後輩が不安がちになってしまっているので、
あの時の自分と同じように思うのではなく
悩んではほしいが、少しでもいいから続けようと思ってくれたら
と、思うように接するようにはしてます。

 

しかし不思議なものだなとなんとなく思ってしまったのでした。

BGM
「辰巳探偵」


相対性理論 (Soutaiseiriron) - 05 辰巳探偵 - YouTube