CitruSTUDIO 2

シトラスタジオ2

IELTS

IELTSっていうのは
イギリス、オーストラリアあたりの大学、大学院に入学したいという人が
出願の際、必要となる試験で
イギリスだと、大体6.0以上(TOEICに換算すると、650くらいになるらしい)
が必要になるそうなのです。それも、

-1st Day(Saturday)

Listening (30 mins)
Reading   (60 mins)
Writing   (60 mins)

-2nd day(Sunday)

Speaking  (15 mins)

上記の4種のテストにおいて、すべてが6.0以上が必要とのこと。

まぁ、大学によっても変わってくるのかもしれないけど。
出願する時はおそらくIELTSの成績証明も同封するんでしょうね。
大学受験の評定平均みたいなものです。


これをですね。先日受けてきてみたわけですよ。

■試験当日の私の状態
・1~6月は、参考書・英字新聞読んだり、英会話通ったり、ラジオ聞いたり、模試を解いたり
勉強はしていた。
・7、8月くらいに日々の生活で持続するのがつらすぎて、勉強を断念。
・試験直前もほぼ準備はしなかった。
・集合時間に2分ほど遅れたが受付時間の始まりなだけで、遅刻はしなかった。

という前提であらすじや感想。

-1st Day(Saturday)

Listening (30 mins)
<あらすじ>
4セクションあり、1セクションの会話内容は1話完結だが
小問ごとに区切られる。
小問を読み上げられることはなく、会話を聞きながら該当する選択肢を選ぶ or 単語を直で書く。
検定協会側が、試験実施中は冊子に直で書き込み、すべて終わった後、冊子→解答用紙に転記する時間を10分くれるので、転記をせよと推奨する。
(おそらく、転記せずに直で解答用紙に書き込んでも大丈夫かとは思われる)

<感想>
・マジで速すぎて「???」という感じである。
・模試の時も思ったが、意外とテンションの低い会話が多い。
・病院の予約みたいな問題が多いかもしれない。
・転記の時間に、問題を見直して聞き取れなかった部分を勘で埋めてるってのがもうOUTなのかも。。。

Reading   (60 mins)
<あらすじ>
3セクションあり、すべて長文問題。
この見出しは、何パラのことか?などの問題がよく見られる。
選択肢、直で単語を書く、Y/N/Not givenのどれかを選べという形式、がある。

<感想>
・3セクの中から得意な内容を先に解くのがテッパンかと。SNSの記事読解があったので、真っ先にそれをやった。
・今回は、歴史、言語、SNSの3種。歴史が一番ダメだった。
・いや、言語もダメかも。。。

Writing   (60 mins)
<あらすじ>
2セクションあり、
パート1は150単語以内で与えられた図の解説を実施。個人の意見は必要としない。
パート2は250単語以内で「AとBの意見があるが、あなたはどちらに賛成か?なぜか?」のような問題。

<感想>
・図の解説は意外と書きやすかったかもしれない。今回はある街の80年代と現代のBefore/Afterの比較だった。
・意見問題は、今回は「発展途上国は、最新技術を用いて人々の意識をあげるか、または義務教育を行うべきか」についてだったが
義務教育を最新技術で体系的に実施すればいいじゃん、と書いてみたいが、ボキャブラリーがなさすぎるので
非常に心配。でも知らない。


-2nd day(Sunday)

Speaking  (15 mins)
<あらすじ>
外国人面接官と次の内容を英語で面接。
①自己紹介、インタビュー
②お題カードを渡され、2分でスピーチ。
③②の内容から関連したインタビュー

<感想>
・面接官は英検とは違って、完全に外国人。話すスピードが結構速い。
・①で "How can I call you? Please call me "Bob." "とか言うわりには、お名前を呼ばれるのはそこだけ。
・お題スピーチの2分はとても早く過ぎるので、シンプルにスピーチすべき。4文くらいでいいと思われる。
参考書に書かれた内容だと5分は過ぎる。


-Other
<あらすじ>
■申込
・受験料は25,380円(Tax in)
・申込の段階から、パスポートが必要になる。そうです。普通に海外旅行で必要な、あのパスポートのことです。

■1st Day
・集合時間から「受付時間」となり、持ってきた荷物は用意されたビニール袋に入れて、荷物部屋に置く(監視員がいるので大丈夫)
・荷物部屋を出たあとは、鉛筆・消しゴム・時計・ラベル取ったペットボトル水しか持ち込めない。
・シャープペン禁止。消しゴムのカバーまで外さないといけない。
・ハンカチ・ティッシュも持ち込めない。
・鉛筆削りとティッシュペーパーは試験部屋の中で用意されている。「ティッシュ3枚ください」と頼んだら、本当に3枚持ってきてくれる。
・荷物部屋 → トイレ → ID/パスポート確認 → 専用の写真撮影 → 列に並んで試験部屋へ案内 というフローが徹底されている。
・試験部屋で試験前にトイレに行きたくなったら、試験監督に伝えて、行くことができるがトイレ後、再入場手続きをして、
上記の写真撮影からもう一回やる。
・試験監督の試験の説明は英語で実施。
・Listening -> Reading -> Writingという順番で固定され、冊子は別で、各試験が終了して解答用紙も冊子も回収される。各試験ごとに説明がある。

■2nd Day
・パスポートはこの日も必要。
・受付の前にトイレは済まさないといけない。
・IDチェックをし、控え室に入って、テーブルに荷物を置いて、イスに座って待つ。この間は参考書を見てもOK。
・案内員か試験官から直接案内される。

 

という感じのテストでした。
ああ、もうだいぶボロボロでしたけど・・・受験ができて、よかったです。
一回受けてみて、なんとなくこういう勉強をしなければいけないんだなというのはわかって何よりでした。
ただ、気持ちの整理ができてからそれはしたいなと。

少なくともイギリスでは、TOEFLのスコアでなくIELTSのスコアを要求してくる大学が多いそうで
だいぶ受験者も増えてきているようですね。